◆第293回行事・アーカイヴス(2018年5月)

★第293回行事「奥池・ごろごろ岳」            

 ●「ごろごろ岳」は六甲山主稜の前山の一つで、山頂には「人間燈台」といわれた森林監視塔があり(震災で倒壊)、六甲山系で唯一、名称が「山」でなく、「岳」と呼ばれています。「ごろごろ岳」の名称の由来を考えながら、瀬戸内海国立公園の中にある芦屋奥池より西宮市との市境に沿って歩き、苦楽園に下ります。

コース:JR芦屋駅~[バス]~奥池(バス停)~奥池分岐~観音山~奥池分岐~ごろごろ岳~苦楽園尾根~柏堂町(バス停)  [歩行区間:約5km]

【コース地図(奥池~観音山・ごろごろ岳~柏堂町):国土地理院発行1:25000地形図「宝塚」】

コース地図奥池ごろごろ岳25000宝塚②

 

(図上の左クリックにより拡大)

◇芦屋 奥池

芦屋市にある池であり、地名でもあります。六甲山中腹の標高約500mの高台に位置する、避暑地を兼ねた住宅地です。陸路、車で入るには、南北とも有料の芦有ドライヴウェイの料金所を通過する必要があり、1960年代の開通後に開発が進みました。

◇観音山かんのんさん・標高526m

西宮市にある、東表六甲連山を形成する山のひとつで、山頂付近からの東側展望が開け、宝塚・大阪方面、生駒連山が望めます。

IMG_0487_1213観音山【観音山頂上】

◇ごろごろ岳(標高565.3m

〇芦屋市と西宮市の境にある山で、日本国内で唯一、標高から名前がついた山だそうです。計測当時は565.6mでしたが、現在は565.3mとなっており、西から南斜面にかけては芦屋川の支流の源流部となっています。

なお、「人間燈台」の謂れは、「釼谷(けんたに)森林気象観測所」といわれ、神戸営林署が昭和10年に建てた六甲山の山火事監視用望楼で、高さが14mあった小屋を、昭和48年の閉鎖まで一人の技官が単独で38年間勤務して、山火事の監視と気象観測を担当したことにより、前記のように呼ばれることになったようです。

IMG_0493_1344ごろごろ岳【ごろごろ岳山頂】

【参考文献】

1.日本経済新聞、2017.3.28(夕刊).

【案内・関谷正二朗、編集:宮﨑信隆】

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